恋のはじまり
皆さんこんにちは!!
バレンタインチラシも完成したところで、サロンもすっかりバレンタインモードになっております。
最近ではバレンタインデーも恋人たちだけの日ではなく、友チョコや逆チョコ自分チョコいろいろな楽しみ方があるようです。
このバレンタインの由来は、西暦3世紀ごろのローマで、恋愛を禁止されていた恋人たちを密かに結婚させていたキリスト教の司祭「聖バレンティヌス」からきているようです。まぁバレンタインの由来だけだとそのままなので(笑)・・・
『恋』と『愛』という字の成り立ちについてひとつ。
『恋』
この字の古くは「乞う」と同根で異性に限らず、鳥や花、緑、季節など目の前にない対象を慕う言葉でした。やがて目の前にない対象が異性に限られるようになり、「逢いたい」「一緒になりたい」「独り占めしたい」など男女の恋愛感情をあらわす言葉となりました。
また、恋の旧字体は「戀」。上部は「絲」+「言」からなり、互いに糸を引き合い、もつれている様を表し、下部には心。まさに揺れる心を表した字なんです。
『愛』
「旡」「心」「夂」の組み合わせによる漢字です。「旡」は「頭を巡らせ、心を振り向き見る人」を表し、「心」は人間の心、「夂」は人の足を表します。
つまりは好きな人の事を考え、頭を巡らし行動する事を意味する『愛』という漢字が成り立ちました。
揺れる心をあらわす『恋』、中心に心を蓄える『愛』。
この『恋』と『愛』が合わさると『恋愛』。この言葉自体が生まれたのは明治以降ですが、
『恋愛』とは、揺れる心が真心にかわる
・・・そんな言葉かもしれません。
あなたは誰に真心を伝えますか・・・。
※漢字の由来には諸説あります。